コロナウイルスの自動車販売台数への影響.グラフで解説

日本を含め世界中でコロナウイルスによる経済界への打撃が計り知れないものとなっています.

日本では飲食店をはじめかなりの業界が自粛によって営業ができず行き先不安の人が続出しています.

イタリア,スペイン,アメリカ,イギリスなどはかなり悲惨な状況になっているのが3月下旬から報道され日本もいつかこうなるのではないかという不安で過ごしている人も多いと思います.

海外では日本より厳しいロックダウン(都市封鎖)も行われていてどのような生活や経済状況になっているか想像もつきません.

 

ここでは,自動車販売台数でみる世界のコロナの経済,産業界への影響をグラフとともに見ていきましょう.

今回は日本と,コロナウイルスが初めに確認された中国,そしてアメリカ,カナダ,イギリス ,スペイン,イタリア,ドイツ,スウェーデンについて見ていきます.

 

2019年から2020年の自動車販売台数の推移

この節では20191月から2020年4月(データがないものは3月)までの自動車販売台数がどのように推移しているかを見ていきます.

 

中国

コロナウイルスが初めに確認され,1,2月ごろから初めにダメージを受けた中国ですが2019年のデータを見てみると,2月は低く,3月は台数が多くなっています.これは中国の新正月が関係していると考えられますが,2020年の2月もかなり減っていることが一目瞭然ですね.

一年の間で200~300万台で毎月の販売台数は推移していますが,2020年の2月には3万台にまで減っています.

中国はこの時期,かなり多くの都市で経済を止めていました.しかし,3月には若干上昇しています.

 

ヨーロッパ6カ国

特にコロナウイルスによる影響が報道されていた国や自動車産業が盛んな国のデータを集めました.

こうやって見ると毎月上下するのでわかりずらいですが,スペイン,フランス,イタリアは2月から4月にかけ,販売台数が暴落していることがわかります.

ドイツやイギリスは3月の時点では暴落していませんが,4月がどうなるかが気になりますね.

日本

月ごとに販売代位数に波があり,一見,特に影響がみられませんが,4月には過去一年で最低の販売台数を記録しています.

4月には緊急事態宣言がだされ,経済状況が悪化しただけでなく,かなり多くの店が短縮営業していて販売台数にもひびたのだと考えられます.

世界有数の自動車工業国である日本ですが,コロナウイルスによる影響は受けているようです.

 

アメリカ合衆国

3月中旬から4月以降ニューヨークでの感染数増加によりかなり打撃を受けています.毎月100~160万台で推移していますが,2020年の3月4月と過去1年間で最低の販売台数となっています.

 

前年同月との自動車販売台数の比較

月ごとには,国ごとの風習などによって販売台数に傾向があり,上下するため,前年の同月期との比較してみましょう.

2019年の1月,2月,3月,4月と販売台数と比べて2020年の1,2,3,4月はどの程度,増えた(減った)かを前年の月の台数を100%として,増減を%であらわしています.

 

中国

一番初めに影響が出た中国は,どの国より先に販売台数が大きく減り,2月に-80%となっていました,

しかし,3月には多少上昇して-44%まで上昇しています.

 

アメリカ合衆国

アメリカは1月2月と前年を上回る販売台数でしたが,2月に一気に減り,-40%ほどにまで落ち,4月には前年比で半分近くになったことがわかります.

現在,アメリカは段階的な経済再開を決断する瀬戸際ですが,5月はどうなるのでしょうか.

 

カナダ

カナダもアメリカほどではありませんが,報道されています.

カナダも1月2月は好調でしたが,3月には前年比約半分になっていました.

 

つづいてヨーロッパです.

ドイツ

BMWやVWの本社があるドイツは日本と並んで世界有数の自動車工業国ですが,1月から10%前後自動車販売台数が前年比で少ないです.

あるレポートによると4月販売台数は約40%減となるそうなので,決して影響を受けていないとは言えない状態です.

 

フランス

かなり,悲惨な状態が報道されていたフランスですが自動車販売台数もかなり悲惨な状態となっています.

3月には前年同月比で-72%,4月には-89%となってしまいました.5月には販売台数は回復するのか気になります.

 

イタリア

こちらも最も悲惨な状況が伝えられた国の一つですが,フランスよりひどく3月ですでに前年同月比で-85%,4月ではなんと98%減となっています.

ほとんど売れていない(売っていない)状況です.毎月15~20万台程度の自動車が売れていましたが,4月には5000台を切る状況となっています.

こちらも5月,回復するのか,気になります.

 

  スペイン

ヨーロッパでイタリアに並んで最も早く被害が広がったスペインですが,先述した二国のように,3月ですでに前年比で半分以下,4月では-97%とフランスと同じようにほとんど売れていない状態です.

台数では月4000台程度とかなり少ない状態です.

 

イギリス・スウェーデン

まだ,あまり報道されていないイギリスやスウェーデンでもかなり減っている状態です.

 

日本

最後に日本の販売台数を前年同月比でみてみましょう.

不景気のためか,コロナの不安のためか,1月から-10%程度の現象でしたが,4月には-29%となっています.

日本は4月から本格的な自粛要請が出されたので,2,3月からロックダウンを進めてきた国に比べ影響が出るのが遅いとも考えられますが,今後5,6月と長期化する中で,販売数がどう推移していくのか気になります.

まとめ

いかがでしたか?

イタリアやスペインの-97%というのは衝撃を受けました.

しかし,日本も今後どうなるのかわからない状況です.

日本は自動車産業がかなり大きいので自動車産業への打撃は経済界への打撃に直接つながります.

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